「My GUITAR! 私はしがないギター弾き…」
           単なるギターオヤジと化している今日この頃…

管理人 秋分も一応ギター弾きなんです。
「ギタリスト」などと言うカッコいいもんじゃないんですよ。ホントに「ギター弾き」なの。
だから弾き語ろうとか、何か表現して影響を与えようとか、あまり無いんです。
ギター弾ければそれで楽しいし満足なんです。
で、かれこれ35年以上弾いてます。バンド演ったりもしてました。
最初はロック少年、ロック青年?ときて、最近はアコギ弾き。
もちろんまだエレキも弾きますケド。
しかしちっとも上手くならないなぁ〜 でも好きなんだよ。
新しくギター買ったりすると夜も抱えて寝たくなるじゃない?一緒に布団でさ。
人生最後まで付き合うのは多分ギターだな…。



どうもヒネクレ者なので、王道マーチンやギブソンよりギルドとか…ね。
(手放した'79製D-50は本当に良かった!米国で仕入れの際、かのジョージ・グルーン氏もこりゃGood!
だよって言っていたとか。一生後悔物です。)
と言うかアコギ弾きや雑誌はマーチン、マーチンうるさいっちゅうの!(ゴメンなさい…)
えーっと、色々試してやっぱりマーチンだなってのは判る。盲目的に猫も杓子もマーチンってのがNG。
時計でいえばとにかくロレックス、車ならとにかくベンツみたいなさ。
それから「昔憧れた」とかの理由でギターを買って死蔵しているヤツ。これもイカンです。
只でさえ木材が不足がちで貴重になりつつあるのに、使いもしないギターを買うのは止めて欲しい。
私も若い頃は良いギターなんてとても買えなかった。ろくに弾きもしないおっさんがオレ〇〇持ってんだよ
とか、本当に腹立たしく、イラッとした。そんなおっさんにはなりたくない。心から思ったよ。
自分の金で買うんだからとか、そんな問題じゃ無いよ、コレは。憧れる気持ちは判るけどね。

この際ですからメーカーさんにも一言。もう実売5万円以下のギターを作るのは止めましょう。
やっぱり健全じゃないですよ。無駄に木を伐採して、無駄な労力、電力、その他諸々を費やして、
一方で環境保護を謳ったって何の意味があるでしょう。そもそもそんなに沢山のギター必要ないでしょ。
上手に中古を回せば事足りるんですよ。

随分いろんなギターたちと逢瀬を重ねてきました。そのうち備忘録も兼ねてまとめようかな…。
追加! 簡単にまとめてみました!「ギター遍歴」

と言う事で、今お気に入りのギター達。アコギ編

愛器 Larrivee D-60SH 14フレットジョイント、スロテッドヘッド仕様のドレッド。在りそうで無い一本です。
ラージサウンドホール、ダイヤモンドボリュート、ヘリンボーントリムなど、そそる仕様満載!
このモデルは既に廃盤ですね。(スロテッドじゃないソリッドヘッドのD-60はまだ有ります)



大きめサウンドホールに、はみ出した指板!! あの伝説のギターの様です!
ちなみにラリビーは宇宙に行ったはじめてのギターです!



こちらは…愛器と言う範疇を超えています。このギターを見てピンと来る方はそう多くは無いと思いますが…
「Roy Noble」です。今ではアコースティックギター界では当たり前になったルシアー(個人製作家)の先駆的
存在で、そのギターは「アコースティックギターのストラディバリ」、「ロールスロイス」と賞賛されていました。
多くのギタリストの崇敬を集めるクラレンス・ホワイトなども使用していた「ロイ・ノーブル」。
トップのドーミングやボルトオンネック、ココボロなどのトーンウッド発掘など、技術革新を行って来ましたが、
あまり表舞台に登場する事も無く、寡黙にギターを作り続けるルシアーです。
(テイラーやコリングスがボルトオンネックを採用して支持を得られたのも、ロイがボルトオンネックと言う工作方法
を改良、改善し、市場に認知させた功績があればこそと思います。)
ロイについては寡黙ゆえ不明な事も多く、インターネットが普及したこのご時勢でもほとんど情報は得られません。
まだ製作しているのか、ご存命なのかすら分かりません…。

ヘッドに斜めに入ったラインがノーブルのトレードマーク。
年間10数本(月1本程度)の製作ペースで1960年代から製作をしており、私の所有器も2000年製にも
かかわらず、シリアルは300番台前半。スタンダードなギターで、Dタイプのローズウッド。上位機種には
ハカランダ、ココボロなどの高級材が使われます。
ロイノーブルは高級材を使っていても他のルシアーと比べるとかなり安価です。余計な装飾や手間を省いて、
実戦的で音にのみ焦点を絞り、なるべく安価に提供できるように努めている様にも思えます。
また、自分はあくまでギタービルダーであると言う思いもあるのかもしれません。


直筆の証明書。日付、シリアル、仕様を記載。日付はネックブロックの日付刻印の約一月後になっており、
ネックブロックの日付が製作開始、証明書の日付が完成または発注元への引渡し日と思われます。
ハッキリ言って今日的な作りの丁寧さはありません。良くも悪くもかなりアメリカンな作りです。と言うか、古臭〜い
作りですね。が、良い音するんですよこれが!(すげー雑って訳じゃないですよ。必要以上の無意味な作り込みをしない)
(前述のギルドD-50は酷かった…ライニング周りなんか接着剤がはみ出しまくりでしたね!)
でもよく言われることですが、作りの丁寧さと音は必ずしもイコールでは無いと言う事の証明みたいなギターです。
もちろん丁寧に越した事は無いんですが。
特に日本人は細かい事を気にするので、海外のルシアー泣かせ。細かい事を気にする暇があったら腕を磨けやっ!!
って話です(自戒を込めて…)。
最近は「PYRAMID」弦がお気に入りでミディアムを使用しています。このギターの魅力を最大限引き出してくれる様に
思います。




面白い事に、ロイノーブルもラリビーもバックにセンターブレイスが有りません。2人のキャリアには共通点があり、
ロイノーブルはヴァイオリン、クラシックギター(スパニッシュ)の製作所に勤めたのがキャリアのスタートで、
ジャンラリヴィーは著名なクラシックギター製作家のエドガーミュンヒに師事してギター製作の道に入っています。
クラシックギターが原点なのです。その事がバックに対する共通の手法に影響しているのでしょうか?
バインディングがウッドバインディングってところも似てますね。
また、煌びやかな高音とかドスンと響く低音とかが売りではなく、高音から低音までバランスよく鳴るのも共通して
います。(ちなみに最近の新しいブレイシングのライヴィーはセンターブレイスが付くようになりましたね)
それにしてもノーブルのラベル、円じゃなくてあえて下部がカットされていて、ん〜良いセンス!って思いません?

もうちょっと詳しくロイノーブル!ロイノーブルの構造



で、冒頭であんな事言いながら、ちゃっかりGIBSONも持っていたりする…。
シェリル・クロウが使用して再認知された「カントリーウエスタン」
J50の高級版であるカントリーウエスタンが60年代に入ってスクエアショルダーに仕様変更された時期のモデル。
カタログ落ちしていたが、シェリル・クロウ シグネチャーモデルとしてアーティストシリーズから復刻され、
数年に一度細かい仕様変更を受けながら現在も生産が続いている。(J50とはJ45のナチュラル塗装版です)
時折カスタムショップモデルとしても製作されています。
所有機は2006年製 ラベルはオレンジラベルではなく、白ラベルでシェリル・クロウの直筆サイン入り。
カントリーウエスタンは私の好きなアーティストが使用していて、ずーっと気になっており、
いつか欲しいと思っていたのですが、ヴィンテージしか無いため価格と状態が釣り合わず中々手に入れる事が叶わず…
ひとまずシェリル・クロウシグネチャーで!と言う事で購入。ギブソンにはギブソンにしか出せない音があり、結構お気に入り。
私が唯一持っているマホガニーのギターです。この頃のギブソン(に限らず)はカタログに「ホンジュラスマホガニー」と明記
していましたから、最近の「マホガニー」で?す?ゴニョゴニョ…とは違って一応胸張って謳える材だったんだと思います(笑)




こちらは…Santa Cruz Tony Rice D です。1996年製 ピックガードはダルメシアンに交換しました。
カリフォルニアのギターメーカー サンタクルーズギターカンパニー"SCGC"が放ったトニーライスのシグネチャーモデルです。
もう何も言いますまい…まさにトニーライスの音がするギターです。
トニーライス愛用の、クラレンスが使用していたD-28を、トニーライス監修の元、現代的にモデファイしラインナップした
ギターです。まぁとにかく良く鳴るし、バランスもすばらしい! ポジションマークなしのフィンガーボードに光る、
サンタクルーズのロゴインレイ、無地のヘッド、こんなのが似合うギターもそう無いでしょう。
クラレンスD-28の代わりを務めるギターを作る事を前提に製作が始まり、トニーや弟のワイアットが使用しているものですから、
手抜かり無しです!(笑) 但し、音の色気はロイ・ノーブルの方が一日の長有りですね。
すでに30年以上続く、ロングセラーモデルです。
このモデルについては良くクラレンスのD-28コピーなどと言われたり、紹介されます。しかし基にしてはいますが、所謂「コピー」
とは違います。あくまで、「トニーライスシグネチャー」の位置づけですね。ロゴなしヘッドやバインディング付き、ポジションマーク
無しのネック&指板や、切広げられたサウンドホールなど、特徴的な意匠はそのままに、トニーの求める音を追及したモデルなのです。
なので他社に有るような"CW"が付く、クラレンスを連想させるモデル名にはなっていないのです。



続いて、エレキ&エレアコ編


グレッチ ランチャー エレアコ
サバンナ・サンセットと言うオレンジ色のボディーに変形ピックガード、そしてなんと言ってもランチャーの証である
トライアングルのサウンドホール! 身に纏うメイプルのトラ杢!(もちろん突板だけど…)
写真だと塗りつぶしに見えますが一応シースルーです。(木目が見えます)
グレッチ続きでランチャーを。
オリジナルのランチャーは相当なレアアイテムで、探そうにも中々有りませんね〜。もっとも有っても買うにはちょっと勇気が
いるような…。寺田楽器製の復刻ランチャーもすでに生産終了でこれまた中々レアアイテムになってます。6022ですね。
買っときゃ良かったなぁ。仕方ないので現行品G5022でいいやと言うことで買ったのでした。(ランチャーだが6022の番号は与えられ
なかった…)
それにしても数少ない皆様のレビュー記事を見ると総じて「鳴らない」「響かない」みたいな感じですね。
だいたいランチャーに手を出す人はそうそういないと思いますし、多分見た目にやられて買ったはいいけど…っていう感じなんでしょうね。
でも!と言わせて頂きます。ランチャーは良いギターです。と私は思います。要はほとんどの方が期待しているような、弾き語りや
インスト向けじゃないって事なんです。ほとんどのメーカーはそういった用途に合わせてギターを作っていますし、使うほうもそれを
期待して買って使っている。それらと比べて「鳴らない」「響かない」と思っても仕方ないのです。つまりミスマッチですね。
まぁこのルックスですから私的には理屈抜きでイケてますけどね。
価格的に手を出しやすいので勘違いされそうですが…。そんな愛すべきランチャー。一家に1本如何ですか?



ペグについて
ところで…
ペグ、マシンヘッド、チューニングキー、チューナーなどと呼ばれている、所謂"ペグ"ですけど、そのトップに君臨するのは
Waverly(ウェバリー)と言う事でほぼ異論は無いと思います。価格、性能(いや使い心地か)は正に王様です。
そのウェバリーが良い理由として、ウォームホイールとウォームの材質違いによる金属の摩擦が違う為…
見たいな説明を良く見かけますよね。本当にそうなのかな?
もちろんそれも有るのだろうけれど、私は弦を巻きつけるポストの形状に秘密があるんじゃないかと常々思っているんですよ。
ペグを語る時、意外とこのポストの形状って話題にならないんですけど、ポストの形状は、弦の巻き具合やナットとの弦角度など
影響が大きいと思うのです。使っている方はご存知かと思いますが、ウェバリーのポストはかなり形状が独特ですよね。
しかもカッコいいんです!
さてペグと言えば、日本が誇る世界のGOTOHがありますが、私は今後あえてGOTOHを買うことは無いと思います。何故か?
それは以前失望させたれちゃたんですよ。
GOTOHオープンバックの最高峰510シリーズを買ったのですが、その仕上げの酷さにびっくりしました。確かに性能は悪くない
んですよ。でもこの価格でこの仕上げは無いでしょう…。クルーソン、グローバー、シャーラー、スパーゼルと色々使ってますが、
GOTHOは価格に見合わない。が私の結論。趣味である以上性能だけでは語れないなぁと。仕事で使うなら性能はもちろん
耐久性などが重要で、見栄えなんか二の次って言い切れるけどね。
ウェバリーは素直に高いだけの事はあるなぁと思えるのです。性能も見栄えも。でも高いね…。
あ、ちなみにバタービーンノブは嫌いです。ですのでうちのウェバリーはオーバルタイプ(1129と4065)です。
それにしても日本人って(と言う枠で囲って良いのかな…)なんか新しいものに対してとっても拒絶反応がありますよね…
ペグとて例外ではありません。ロッキングペグなんかあんなに便利なのにどうも毛嫌いされているみたいだし。
Planet Waves(プラネットウェイヴス)のペグなんか、ロックされるだけでは無く、そのまま巻き上げると弦のカットまでしてくれる
スゴイ奴なんですよ!! さて皆さん如何でしょうか?




GRETSCH 6120W
あ〜やっぱりフィルタートロンだよなぁ…と思いが募ってしまった。いかんいかんと思いつつ、物色していてこいつに行き
当たってしまい…。そして我が家へお迎えす事にしたのです。ダメだ…ほんとにダメ人間だ…でもでも弾けるうちが花だ!!
後の事はまた考えよう…。
と、言うことで、新たにグレッチ 6120Wが加わりました。フェンダー傘下前のグレッチです。Wはウエスタン仕様で、ポジションマークに
ウエスタンモチーフの模様が入り、ピックガードに”ナッシュビル”と入り、ボディに”Gブランド”マークが入っていると。
それからビグスビーは”GRETSCH”ロゴ仕様。ブリッジはオリジナルのローラータイプとなっている。
このローラーブリッジは秀逸で、きちんとセッティングしてやると、ビグスビーを使ってもチューニングの狂いがほとんど無い。
ケースもグレーのケースで、あぁこれこれ!っとファルコンを思いだす。カッコいいんだよね〜。
それにしてもこのギター、製造からすでに20年あまり経過しているのだけど、めちゃくちゃ綺麗で、ケースもほとんど痛みが無い。
(金具の曇りすらない)完全に死蔵品だったみたい。オレが弾き込んでやるゾ!
それにしてもやっぱりグレッチいいよね〜 ヴィンテージが良いとか寺田はダメとか色々言われてますが、結局最後は弾き手の問題であると
思います。こいつだって十分グレッチと思います。他のギターじゃ出せない音色をちゃんと持っています。
あーダメだ弾いているとニヤニヤしちゃうー…。

寺田で再開した当時は作るだけでも大変だったんじゃない?と思う。今みたいにネットが発展していて情報も簡単に集まる時代じゃないからね。
しかも寺田はグレッチ側に言われるままに作っただけで、勝手に仕様を決めたわけじゃないんだよね。
いずれにしても〇〇のような音が出したい!!とか〇〇見たいになりたい!!とかだと、同じ物に近い仕様が欲しくなるんでしょう。
インチがミリになったとか、それで音が変わる?(スケールなどが微妙に違うとか言う説も有るがそれはほぼ無い。換算した時の端数がどうか?
って事で、そんな微妙な事で音が変わるなら、もっと変化があってもいい部分もあるじゃん!とか、ポットのシャフト径がインチなら
良い音するの?とか)
それも結構ですが、自身を磨く前に、あそこが違う、ここが違うって言うのはちょっと違うんじゃない?って思うわけです。
セッチャンだって言ってるじゃないですか、「自分のサウンドを持て!」って。
ちなみにフェンダー傘下になって、フェンダーから技術が…など言われてますが、今のフェンダーをいったい誰が再興したのか?
CBS時代にボロボロになったフェンダーに手を差し伸べて、コロナ工場を立ち上げ、技術支援までしたのはどの国か? は知っておいた方が
良いと思いますよ。


ゴールドパーツもぴかぴか!アームに若干下地が出ている程度。ピックアップベゼルに割れも無い(割れるんだよねー)
ほんとにまったくと言って良いくらい使われていない個体。


genuineだって!(笑)その割には作りはあまり良くないな…必要なところに必要なだけ手を掛けている感じ。
なんでゴールドじゃないんだ!ってだって高いんだもん…。グレッチはコンビも悪くないと言う気もあるし。

グレッチ好きなら知っている方もいらっしゃると思いますが、グレッチは色々なブリッジを作っていて、割と実験的というか、他社に無いものが
有ります。その極右がこの「シンクロソニック」ブリッジです。もともとは「メリタ・シンクロソニックブリッジ」と呼ばれていましたが、
現在は「グレッチ・シンクロソニック」と言う名称です。材質等詳細はかつてのものとどう違うのか判りませんが、いつか使ってみたいと思って
いましたので、せっかくグレッチを再び手にしたので買ってみました。しかし高い…。写真のような立派な箱に入ってます。ベース部分も専用品
でセットですので、そう考えるとこの値段もやむなしかな。ベースの材質は何だろう?エボナイトっぽい素材ですね。
普通の所謂プラスティックとは違う感じ。
これを使ってみたかったのは、正直言って音がどうとかではなくルックスです。だってカッコいいじゃないですか!!
で、このブリッジ、何が出来るかと言うと、チューン-O-マチックのように各弦ごとにイントネーション調整が出来ると。しかもつまみを回して
螺子を緩めると、ドライバー等不要で簡単に調整できます。ブリッジがボディーに固定されていないギターにおいて、
何とかイントネーション調整を容易に出来ないか?と言うことで考えられたブリッジなのです。ミュートが少々やりにくくなりますが、
まぁ慣れですかね。また、ビグスビーの使用によるチューニングの狂いも問題ないレベルでした。
あまり期待していなかった音も、それほど悪くなく、むしろデフォルトのローラーブリッジより良くない〜?!と思えるほど。
ま、いいんですいいんです、かっこよきゃなんでも許せちゃうんですよ!それがグレッチ!(音楽は気分です。どんなに良い音の楽器でも、
気に入らなきゃそれまで。やっぱりテンション揚がっているほうが絶対良いんです!と、信じてマス)
取り付けにはベースとボディとのすり合わせは必須です。デフォルトは結構隙間だらけで、ボディのアーチ形状は個体差がありますので
よく確認してすり合わせましょう。それからラジアスが付いていないと言う話を聞きますが、そんなことは無く、ちゃんと付いていますので
その辺りは心配しなくても大丈夫です。




Fender USA american deluxe stratocaster 2005年製
エレキギターを弾き始めてから今日まで、まぁ買うことは無いだろうな…と思っていたのがフェンダーストラトキャスターですね。
ずっとメインのエレキはテレキャスで通してきましたし。
これは、ついフラフラと引き込まれるように買ってしまったやつ…。
ストラトの音にはすごく憧れが有ったんですが、いかんせんあのルックスがキライだったのです。特にヘッドが…。かと言って、
他社「ストラトタイプ」はもっと好きになれないし…。
でもこれはこれでアリだな〜と最近思える様になった。年かな?(笑)と、言うわけで、かなり前のアメデラ ストラトです。
ストラト好きからしたら、「アメデラだぁ?!、あんなもんストラトじゃねー!」ってとこかもですが…。
私は好きですね。デラックスシリーズ!何故ってデラックスだから!! テレキャスもアメデラだし…。
あとハードケースがボディ形状にフィットした小型のヤツで、これが中々良いんですよね〜
でもね〜やっぱりストラトはちょっと弾きにくいかな…私には。まず、ボリュームの位置がダメ、そしてトレモロアームの付け根が
ダメ。右手が干渉しちゃうんだよね。これはね、ホントギターを始めた頃に覚えたフォームが影響するよね。レスポールとか、
テレキャスの固定ブリッジから入っちゃうと、トレモロは抵抗あると思います。シンクロとかフロイドローズとか。
ビグスビーみたいのは比較的OK。要は右手の形だよね、ブリッジに乗せたり、ボディに小指を乗せたりするフォームだとツライ




Fender USA American Standard Upgrade Telecaster 2014年製
ストラトに書きましたが、私のエレキギターのホームグラウンドはテレキャスターです。
なので気になるテレキャスがあると欲しくなります…。とは言えそうポンポン買う訳には行きませんので、タイミングと懐事情が
合えば買うといった感じです。初めて買ったテレキャスはフェンダージャパン(今のMADE IN JYAPANじゃ無くホントの)です。
'92年頃でしょうか。意外と遅かったんです。高校生の時、友人が持っていたテレキャスを修理がてら預かって弾いた事はあった
のですが、余りピンとこなかった…。上京後、USAのテレキャスを買う訳ですが、やっぱりUSAはすげーなって本当に
思いましたね。何でしょうね、これは。やはり日本製は「よく出来た工業製品」、USAは「良くも悪くも楽器」って感じでしょうか。
この傾向はあらゆる事に言えているような気がします。何というか数値主義、データ主義みたいな。自分たちの耳よりも測定値を
優先してそれをカタログで高らかに謳う。なので「悪いのか?」と言われれば「大変良いです」、となるんだけど、ちっとも面白くない。
可愛げも無い。故に「道具」としては優秀と言えるでしょうけど、一度USAの魅力が判ってしまうと正直不可逆だな〜と思うのです…。
え〜っとそれで、このテレキャスはアメリカンスタンダードと言う20年に及ぶロングランシリーズで、初期から最後期では仕様がまったく
異なります。私のは最終版でロトマチックペグ、バックのコンター加工やカスタムショップのピックアップなど中々豪華な感じです。
ボディはアルダーですが、この個体を選んだ理由はかなり軽かったからです。3.2Kgしか有りません。
持った瞬間、軽っ!って判るくらい軽い。これはっ!!と、ビビッと来ちゃった訳ですよ。
実際良い感じで鳴ってくれますね〜嬉しくなります!!




Fender USA American Deluxe Telecaste
初めて買ったUSA。指板のアバロン貝ポジションマークにホレたのさっ。
まだS-1スイッチがなかった頃の2002年製です。
中古で購入したんですが、リアにダンカンのシングル形状のハムバッカーが載っていたのです。
でフェンダーのTexas Specialに変えて、後にN3 Noiselessに変更して現在に至ります。
なぜN3 Noiselessにしたかって? それはあの、ちらりと覗く赤いベース部にときめいちゃったのさ。





GRETSCH Electromatic G5210T P-90
な、な、なんと!今年の新作モデルを買ってしまった…しかもエレマチを… 実売8.5万前後です。
'23 3月発売のモデルです。いや〜先にも書きましたが、エレマチなんてなぁと思っていたのですけど、見た目にやられました。
このG5210というJetのシリーズは中々良いんじゃないか? そうそう、Jetだから買ったってのも有るんです。
Jetはずっと欲しかったんですが、いかんせん本家は高いし、エレマチはイマイチだし… でも今回のコレはいいじゃないかな〜
(あくまで見た目の話ね…)カラバリで悩みましたが、ビンテージホワイトにしました(あまりグレッチっぽくは無いかも…)
という訳で、結局エレマチを手にしてしまった訳ですが、大方の想像通り、つくりに関してはまぁこんなもんかなっていう感じです。
取り立てて良くもないし、さりとて悪くもない。強いて言うならケースはもうちょっと良いやつ付けて欲しいな… 
ストリームライナーは割と良いケースが付いてきたのに…。
コントロールノブがGアローなんですが、アローの向きが全てちゃんと揃ってセットされている、ぐらいの気遣いは有る。
演奏性、音共に不満はありません。と言うか、私のエレキ入門はレスポールコピーで、長い事使っていた事もあり、
基本レスポールっぽいギターを「弾きやすい」って感じちゃうんですよね…。
ピックアップもP-90仕様という事で、悪くないですね。チャンバードボディと相まって、他のギターでは聴けない音がします。
トレモロ時のチューニングの狂いもほとんど気になりません。
ちょっと気になるのは、アーチトップのアーチが少し歪んでいるかなぁ〜って…。まぁパッと見気づきませんがね。
ちなみに私の個体はバックは2ピースでした(youtube等のレビューで3ピースって言ってるのが有りますね)一応ネックもボディも
「マホガニー」っぽい木には見えます(笑)ペグのボタンが小さいのも私好みです!

エレクトロマチックについて調べるとおそらく大抵の方は低評価に行き着くと思いますが、そのほとんどがかなり以前のもので、
(10年以上前がほとんど)たしかにその時期のエレマチは実売3万くらいのものがあったりで、やや迷走気味で、まぁ低評価でも
仕方ないか…と思うところもあるのですが、最近のエレマチやストリームライナーはきちんと計画性を持ってブランディングされており、
決して粗悪品ではないと思います。でもまぁ日本ではムリなんだろうなぁ製造国見ただけで決め付けちゃうような人多いからね…。
よく見かける話が、ギター弾いたことも、音楽の事もわからない様なパートのおばちゃんがライン作業で作ってるとかって話で、
そんなの日本だって同じだって…。(アコギで復活したあのメーカーの超高名なビルダーなんかギター弾けないんですぜ!)




AriaProUの615 AE200 YGです。発売当初からちょっと気にはなっていてんですが、
定価¥46000、実売¥35000〜と言う微妙な価格設定…この内容のギターを新品で
買うには躊躇する価格なんですよね〜。
で、たまたま中古で見つけた訳ですよ。¥26000で。ほとんど新品同様だし、
十分でしょう。ピックガードの保護シートもそのままだし、ほとんど使用した形跡
が無い個体です。それにしてもいくら中国製とは言え良くこんな価格でここまでの
ギター作れますよね〜定価¥46000ですよ? 私のようなおじさんは昔の出来の悪い
ギターのイメージがある訳ですが、とんでもない。
少なくても作りに関しては6万円くらいがメインマーケットだった時代の、
もうワンランク上を行ってます。
(使っている材やパーツは分かりませんが…)加工機械の性能が飛躍的に良くなって、
人の係る部分が減った為に何処で作っても一定のクオリティーを維持し易くなっている
のかもしれません。
にしてもね〜貼りとは言えこのメイプルバリトラ!
(昔の安いギターみたいに印刷じゃなくてちゃんと突き板です。薄いけど)
しかもね、ポジションマークは本物のシェルなんですよ。びっくり!
そして何といってもナッシュビルレイアウトの3ピックアップ!! 
ただセレクターやプッシュプルスイッチの動作は本家とは違っています。
そのためミドルオンリーが無いのが残念…そのうち改造してみるかなぁ…
音も別に普通に使えます。びっくりするようなノイズとか、へなへなだとかそんな事は
ありません。
1万円位するんじゃない?と思える、なかなか設えの良いギグバック付属です。
(しかもこの”エバーグリーン”シリーズ専用のボディカラーに対応したカラーリング!)
結構気に入ってマス。





右:最近のお気に入りは、フェンダーの「ミニトーンマスター」 ミニツインなども買ったけれど、今ひとつだな…なんて思っていた。 でもこのミニシリーズは、使える使えないに係らず欲しくなる困ったヤツ。 で、トーンマスターも買った訳ですが、これが良い!! 他のもこの感じにしてくれれば良かったのに!…。 ブギーでもミニアンプ出さないかな…欲しいな。ギブソン傘下になったから あり得るかもね!

左:Marshall DSL 1H 小型のアンプヘッド。色々悩んだ挙句、箱ボロ特価で 購入。キャビは無しで基本ヘッドフォン専用機。というかそもそもお家で 楽しむ為に欲しかったので。(夜とかね、突然弾きたくなったりするじゃん?) こりゃ文句無いですよ。ちゃんとマーシャルだし!手抜き感も余り無い。 と言うかDSLを冠するだけあって、ちゃんとシリーズとしての地位を 持たせている。玩具じゃないよって主張を感じます。 しかしね、アンプはやっぱりチューブに限るなぁ…どんなにモデリングが 優秀でも適わんのじゃないかな…。



最近お気に入りのエフェクターセット。ケースはツィード。 ウォルラスのメイフラワーとL'の"Red"はいいね〜 
特にメイフラワーは大変良い。


備忘録:Roland GP-16 バッテリー交換
起動時にバッテリー交換せよ!って表示が出るようになり、放置状態だったんですが、ついに不動になり… 仕方ないのでバッテリー交換を実施。困っている人がいるかいないか判りませんが、備忘録ついでに記載します。 (プリセットすら飛んでしまった〜って記事を読んだ記憶にあるんで。プリセットは戻せます!初期設定のデータを 抱えているのはROMなので、電池切れなどで消える事は有りません。) 使用しているバッテリーとは普通のボタン電池でSR2032です。新品を1個用意します。 上蓋をあけます。上面2個、背面3個、底面の左右各3個、側面左右のマウント部の各3個、のネジをはずすとあけられます。 って言うかネジだらけ…。真ん中あたりにボタン電池があるので交換します。(電池は左横にスライドすれば取れます) 長期間電池切れが続くと、メモリが完全に飛んでしまい、プリセットすら出てこなくなります。音も出ません。 そんな時は、電池交換してから工場出荷状態に戻します。

〇プリセットパッチに戻す
@6・7・8ボタンを同時に押しながら電源を投入 AFUNCTIONボタンで「2 Factory Preset All Patch Load」を選び、
B「WRITE」を押す。CSure? (Yes/No)…とでるので再び「WRITE」を押す。Dローディングが完了したら、「ESCAPE」で
通常の使用モードに、戻ります。
〇システムデータを戻す
上記Aで「3 System Data Initialize」を選択します。(あとは同じ)

まぁここまで来ちゃったら、パッチの復元はムリなので、工場集荷に戻して使えるようにする事を優先しましょう!
※バッテリー交換は自己責任でお願い致します!また、蓋を開ける際は必ずコンセントを抜きましょう!






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